PSPSDKによる開発環境構築
CygwinでPSPSDKによる開発環境を構築する手順を紹介します。
環境が構築できれば自作のCソースからEBOOT.PBPへコンパイルが可能になります。
※PSPSDKのサンプル実行画面
Cygwinの導入が済んでいない方は下記を参照してください。
・Cygwinのインストール━其の壱━:setup.exeの入手からパッケージのダウンロード方法を紹介します。
・Cygwinのインストール━其の弐━:ダウンロードしたパッケージからインストール方法を紹介します。
・Perl5.8xxxについて:Perl5.8xxxの環境について紹介します。
(1)psptoolchain の実行
@作業用のディレクトリを作成しそこに移動する。
$ mkdir psptmp $ cd psptmpApsptoolchain(PSP 開発環境の自動構築ツール)の最新版を、SVN を使ってチェックアウトする
$ svn checkout svn://svn.pspdev.org/psp/trunk/psptoolchainBダウンロードした psptoolchain ディレクトリに入り、toolchain.sh を実行する。
$ cd psptoolchain $ sh toolchain.shC処理が終わるまでしばらく待ちます。(筆者環境では3時間以上待ちました。。)
※Perlのバージョンが5.8xxxでない場合、途中でストップしてしまいます。
⇒Perl5.8xxxでない方はPerl5.8xxxについてを参照してください。
Dtoolchain.shが終了したら[/usr/local/pspdev/bin]へのPATHを追加して環境構築は完了です。
$ export PATH=$PATH:/usr/local/pspdev/bin(2)sampleソースをコンパイルしてみよう
[/usr/local/pspdev/psp/sdk/samples/]にたくさんのsampleソースが置かれていますので
コンパイルしてみましょう。
Esampleソースが置かれているディレクトリに移動します。
$ cd /usr/local/pspdev/psp/sdk/samples/gu/envmapFMakefileとCファイルがあることを確認しmakeします。
$ makeGEBOOT.PBPが作成されるので、PSPの[/psp/GAME/]配下に保存しXMBから実行しましょう。
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